自分の気持ちがコントロールできない、感情がよくわからないとき

アイキャッチ 実践編



こんにちは。ひなの先生です🌱


今回は、自分の感情をコントロールできない、また感情がよくわからないときに読んでほしい記事です。


具体的には、


・とても寂しくて人につよく依存してしまう

・悲しい出来事があったときに自分の中で隠してしまう


・イライラを人やものにぶつけてしまう


・自分の気持ちがよくわからずにもやもやしてしまう


この中に当てはまったら、この記事を読んでみてください。


①自分の状況にあったことば(キーワード)を探す


まずは、自分の状況にあったキーワードを探します。


自分の状況、すなわち感情にあったことばを探します。


次のキーワードのなかから、自分に1番合うと思うことばをさがしてみてください。

かなしい、さみしい、ふあん、もどかしい、はずかしい、うらやましい、あせっている、つかれた、きらい


そのほかにも、思いついた感情の言葉があれば、それを選んでください。


感情がよくわからなければ、「今わたしは自分の感情がわからない状況なんだな」と今の自分をそのまま理解してあげてくださいね。

ぴったりのことばは選べましたか? それでは次のステップにいきましょう。



②選んだキーワードを使って、自分に優しい言葉を投げかける


次は、さっき選んだ言葉をつかって、「今わたしは〇〇なんだね」とじぶんに優しく語りかけます


例えば、


「かなしい」をえらんだなら、

「すごく悲しいね。」と、仲のいい友達に投げかけるように、自分に優しく、語りかけます。


「さみしい」をえらんだなら、

「なんだかよくわからないけど、すごくさみしくてふあんだね。」と、言葉に出して投げかけてあげます。

「大丈夫だよ」といった言葉を投げかけます。


仲のいい友達が悲しんでいたらなんて言葉をかけてあげるでしょうか。


きっと、優しい柔らかい言葉でなぐさめの言葉を投げかけてあげるはずです。


それを自分にしてあげましょう。



自分に優しく。


これが感情をうまくコントロールしたり、理解するうえで1番大切です。



③自分の腕で自分を抱きしめる 


次に、自分の腕で自分の体を抱きしめ、落ち着くところをさすります


これは、専門用語で、「セルフハグ」といいます。


オススメのハグのしかたは、右手で左肩を抱き、左手で右の脇腹を抱きしめ、体をさするやり方です。


これは大学の精神科の教授に教わったやり方で、今でもなにか辛いことがあった時は使っている方法です。


自分に優しく語りかけながら(②)、ぎゅっと自分を抱きしめてあげてください。


声に出しても、出さなくても大丈夫です。


優しく、落ち着くまでゆっくりと行ってください。



④どうしてその感情になったのか振り返って考える


少し余裕は出てきましたか?


感情が落ち着いていたら、最後のステップを行います。


このステップでも感情は落ち着いたり、自分をコントロールするコツを掴むことができるので、余裕がある人はぜひ行ってくださいね。



最後は、どうしてその感情になったのか、分析してみることです。


分析するといっても、難しいことではありません。


自分に起きたことを振り返ってみるだけで大丈夫です


例えば、


「悲しい」→どうして?→「あのひとのあの行動が悲しかった」


「さみしい」→どうして?→「たまにすごくさみしくなるな、そういえば、昨日仕事を頑張りすぎて、無理をしていたな、無理をしたあとはよくこうなるな」

など、どのタイミングでその感情が出てきたのか、振り返ります。


ここでひとつ大切なポイントがあります。


それは、出てきた感情が、「怒り」や「イライラ」のときです。

「怒り」や「イライラ」は、その感情の根底に、「悲しみ」が隠れていることが多いです。


そこに気づくことができると、どうしてイライラしたのか、本当の自分の気持ちと理由を知ることができます。


「イライラする」→どうして?→「怒りの根底にはかなしみがあるんだったな」「さっき本当はあのひとにいわれたことがすごく悲しかったな」



こうして分析して振り返ってあげることでも、自分を理解して、気持ちが落ち着いたりします。


あなたがあなたの1番の理解者になることが、自分をコントロールする近道です。



まとめ



まとめです。

①自分の状況にあったことば(キーワード)を探す

②選んだキーワードを使って、自分に優しい言葉を投げかける

③自分の腕で自分を抱きしめる 

④どうしてその感情になったのか振り返って考える


これらを行いながら、少しずつ自分の気持ちに気づき、落ち着かせられるようになってください。


慣れてくると、すぐに自分の異変に気付くことができ、上手に対処ができるようになります。




それでも落ち着かなかったり、自分の感情がわからなかったりする場合は、医療の助けを借りることも、とても大切です。


わたし自身、病院のお薬と、カウンセリングの両方を使って、ここまで回復しました。


お薬を使いたくない、病院に抵抗がある、カウンセリングは意味があるの?という方も多いかもしれません。


そこについては、これからのブログで記事にしていこうと思います。





今日は、自分でできる、感情を上手にコントロールできるようになる方法をお伝えしました。


少しでも気持ちが楽になれば、とてもうれしいです。



みなさんがやわらかく今日明日を過ごせますように🌿


それでは、またね☺︎

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